約 306,845 件
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1316.html
夜露死苦! 本編 本編SS目次 設定 参加者名簿 参加者名簿(ネタバレあり) 資料/他 死亡者リスト 支給品一覧 SSタイトル元ネタ解説 用語集 絵置き場 ネタ元 振り返り
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1317.html
5/5【めだかボックス】○人吉善吉/○球磨川禊/○阿久根高貴/○江迎怒江/○志布志飛沫 3/3【オニデレ】○育島紗夜(サヤ)/○遊屋三月(ミヅキ)/○鈴音由那(ユナ) 3/3【家庭教師ヒットマンREBORN!】○獄寺隼人/○雲雀恭弥/○六道骸 3/3【遊☆戯☆王】○城之内克也/○本田ヒロト/○牛尾哲 3/3【ジョジョの奇妙な冒険】○空条承太郎/○東方仗助/○虹村億泰 2/2【特攻の拓】○浅川拓/○一条武丸 2/2【幽☆遊☆白書】○浦飯幽助/○桑原和真 2/2【AKIRA】○島鉄雄/○金田正太郎 2/2【バトルロワイアル】○桐山和雄/○相馬光子 2/2【真マジンガー衝撃!Z編】○兜甲児/○ボス 2/2【大番長-Big Bang Age-】○闇崎アキト/○宮里絵梨花 2/2【ひぐらしのなく頃に】○竜宮レナ/○園崎魅音 2/2【戦闘破壊学園ダンゲロス】○鏡子/○邪賢王ヒロシマ 2/2【グラップラー刃牙】○範馬刃牙/○柴千春 2/2【暗殺教室】○赤羽業/○寺坂竜馬 2/2【ベン・トー】○槍水仙/○著莪あやめ 2/2【PSYREN -サイレン-】○夜科アゲハ/○朝河飛龍 1/1【遊戯王ZEXAL】○神代凌牙 1/1【キルラキル】○纏流子 1/1【仮面ライダーフォーゼ】○如月弦太朗 1/1【熱血硬派くにおくんシリーズ】○くにお 1/1【金剛番長 】○サソリ番長(児玉 遥) 1/1【遊戯王ファイブディーズ TAG FORCE6】○ジャッカル岬 1/1【クレヨンしんちゃん】○ふかづめ竜子 1/1【実録不良少女 姦】○マコ 1/1【第二次スーパーロボット大戦OG】○ミチル・ハナテン 1/1【魁!!クロマティ高校】○メカ沢新一 1/1【きまぐれオレンジ☆ロード】○鮎川まどか 1/1【今日から俺は!!】○伊藤真司 1/1【僕は友達が少ない】○羽瀬川小鷹 1/1【CLANNAD】○岡崎朋也 1/1【Charlotte】○乙坂有宇 1/1【バキ外伝 創面】○花山薫 1/1【SKET DANCE】○鬼塚一愛 1/1【湘南純愛組!】○鬼塚英吉 1/1【血まみれスケバン・チェーンソー】○鋸村ギーコ 1/1【とある魔術の禁書目録】○駒場 利徳 1/1【魁!!男塾】○剣桃太郎 1/1【アイドルマスターシンデレラガールズ】○向井拓海 1/1【とらドラ!】○高須竜児 1/1【BLEACH】○黒崎一護 1/1【今日から俺は!!】○三橋貴志 1/1【山田くんと7人の魔女】○山田竜 1/1【ぼくのわたしの勇者学】○宗村まさゆき(ギロチンのまさゆき) 1/1【ダンガンロンパ】○大和田紋土 1/1【ペルソナ4】○巽完二 1/1【べるぜバブ】○男鹿辰巳 1/1【LIVE A LIVE】○田所晃 1/1【11eyes -罪と罰と贖いの少女-】○田島賢久 1/1【シャーマンキング】○梅宮竜之介 1/1【僕のヒーローアカデミア】○爆豪 勝己 1/1【ナイトウィザード】○柊蓮司 1/1【きんぎょ注意報!】○不良牛 1/1【GANTZ】○風大左衛門 1/1【スケバン刑事】○麻宮サキ 1/1【相州戦神館學園 八命陣】○鳴滝淳士 1/1【Dies irae -Also sprach Zarathustra】○遊佐司狼 1/1【貧乏神が!】○龍胆嵐丸 1/1【悪の教典】○蓼沼将大 83/83
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/135.html
お昼休み。 尼曽根美琴は定位置である屋上にて食事を終え読書に興じていた。 普段ならブックカバーをかけた乙女小説を読んでいる美琴だが、この日は違った。 彼女が今読んでいるのは、 「もし高校デュエル部の女子デュエリストがエド・フェニックスの『「それはどうかな?」と言えるデュエル哲学』を読んだら」 通称もしプロ。 とある高校のデュエル部を舞台に、プロデュエリストであるエド・フェニックスの著書を読んだ主人公が 全国大会で優勝するまでを描いた小説である。 美琴はどこからどう見ても不良なのだが意外と読書家であった。 ただし読んでいる本のジャンルが「リーズ物語」に代表されるティーンズ向けの乙女小説と偏ってはいるのだが。 そんな彼女がなぜ「もしプロ」を読んでいるのかというと、好きなはずの乙女小説がとある理由から読めなくなっていたからだ。 とある理由。それは一人の青年。 治住アキラである。 以前美琴は彼とのナンパデュエルに破れデートをしたのだが、それ以来妙に彼を意識しまっていた。 例えばリーズ物語を読むと。 主人公である男勝りな魔術師『ガスタの疾風 リーズ』に自分を重ねてきゅんきゅんしてしまう美琴なのだが、 デート以降そのリーズの相手役の王子様がどうしても脳内でアキラになってしまう。 他の乙女小説を読んでも同様である。 デートのことを思い出し、ヒロインとその相手役が自分とアキラに脳内変換されてしまい、 あまりに恥ずかしくてごろごろと悶えてしまい読んでいられなくなるのだ。 「あーくそ……なんだってんだ、もう」 そんな自分の感情に戸惑い、仕方なく恋愛要素が薄くかつ表紙を可愛い女子高生が飾っていた 「もしプロ」に手を出したのだが、内容はあまり頭に入っていない。 加えて、ある思いが美琴の中にあった。 アキラは自他共に認める女好きである。 カードショップmayでもよく女の子に声をかけ玉砕している姿が見られる。 美琴がナンパされたのもその一環だった。 実際デートをしてみて、美琴はアキラがただの女好きではなく気配りもできるいい男だと知った。 ルックスもイケメンだ。 身長も女子にしては高くmayでも有名なスケバンである美琴のことも女性として扱ってくれる数少ない好青年である。 しかし、それは美琴にだけ向けられた気配りというわけではなく、アキラは女性相手なら誰にでもそうなのだ。 アキラにとってあくまで自分は女性の中の一人に過ぎないのではないか? それを思い美琴はモヤモヤしていた。 その感情は嫉妬と呼ばれるものなのだが、恋愛経験皆無の美琴にはまだよくわからない。 アキラのことを意識してしまっている自分への苛立ちとわけのわからないモヤモヤを抱え、 この数日間美琴はずっと不機嫌なのであった。 放課後。 結局「もしプロ」も大して読み進めることができず帰宅の途についていた美琴に近づく影があった。 「わう!」 犬である。 ライトロードに属しデュエルもできるスーパードッグで、普段は放し飼い状態でmayの街を我が物顔で歩き回っていた。 「おー、おまえか」 カードショップmay周辺にもよく出没するため美琴とも顔見知りである。 いつもは他に誰かがいるため思う存分撫でられない分、 「よーしよしよしよしどうしたー今日は1人で散歩かぁ?」 「わふふん」 周囲に誰もいないことを確認した美琴は、ムツゴロウさんばりに犬を撫でくりまわしはじめた。 動物との触れ合いがモヤモヤした彼女の気分を幾分か和らげる。 犬も犬で女好きなため、美琴にされるがままだ。 さんざん犬をもふり続け毛並みを堪能していた彼女は周囲への注意が散漫になっていた。 それが災いのもとであった。 「ずいぶんとご機嫌じゃねぇか、尼曽根」 「あん?」 声をかけてきたのはガラの悪い男だった。 見覚えがある。 以前、アキラとのデートの際に絡んできた元レアハンターのゴロツキの1人だ。 彼をはじめ、いつのまにか似たような格好の男たちが美琴と犬の周囲を取り囲んでいる。 その数十数人。 「先日は世話になったなぁ。まさかてめぇが治住の女だったとはよ」 「あ、あいつとはそんなんじゃねぇよ!」 「ツラぁ貸してもらうぜ、尼曽根。この前の分も含めてたぁっぷりと礼をさせてもらうぜ」 「ヒヒヒ」 「ふ・ざ・け・ん・な!」 手近な男をぶっ飛ばした美琴の一撃を合図に乱戦が始まった。 ゴロツキども相手に拳を繰り出し蹴りを見舞い応戦する美琴であったが、さすがに多勢に無勢。 程なくして数の暴力に押され後ろから羽交い絞めにされてしまう。 「くっ、放しやがれ!」 背後の男に肘鉄を入れ拘束を解くがすぐさま別の男に羽交い絞めにされ、お腹にいいのを一発もらってしまう。 それでも美琴はなんとか脱出しようともがき暴れ、男たちに蹴りを放ち続ける。 「ッいい加減しつこいんだよ!」 ゴロツキの一人がスタンガンを取り出し羽交い絞めにされた美琴の腹へと押し付けた。 バヂィッ! ―――美琴に電流走る。 「うっ!? て、てめぇ―――」 スタンガンの一撃に美琴の意識が遠のき、がっくりと身体から力が抜けた。 「はぁはぁ、手間かけさせやがって」 「ったく、とんだ化け物女だ………」 「おい、大丈夫か?」 「ああ、死ぬかと思ったぜ」 気を失った美琴の腕を後ろ手に縛りあげ、ゴロツキどもは彼女を連れ去っていく。 放課後の誘拐劇。 その一部始終を見ていた犬は、彼ら暴漢に対し決死の覚悟で突撃……… することはなく、落ちていた美琴の鞄を咥えるとどこかへ走り去っていった。 元レアハンターの手に落ちた美琴の運命や如何に! 「うっ……」 美琴が目を覚ますと、そこはどこかの廃墟であった。 後ろ手に縛られ脚も拘束された状態で、床に転がされている。 周囲には、先ほど彼女を囲んでいた男たちの姿があった。 「ようやくお目覚めかよ」」 彼らはアキラや進に以前つぶされたレアハンターグループの残党である。 「ようこそ俺らのアジトへ」 リーダー格と思しきスキンヘッドに革ジャンの男が、目を覚ました美琴の前でヤンキー座りになり声をかけた。 「てめぇら、女1人によってたかって…恥ずかしくねぇのかよ!」 飛び掛らんばかりの勢いで叫ぶ美琴だが、手足を縛られた状態ではただもがくことしかできない。 「悪ぃがてめぇ相手に油断はしねぇよ。前回も痛い目に合わされてるしな」 「ちっ、このクズどもが」 吐き捨てる美琴であったが、内心焦っていた。 敵の数はかなり多く、手足もきつく縛られている。 こいつらの目的はわからないが、十中八九自分とアキラに対する報復だろう。 そして女である自分を攫ったということはつまり―――。 「言っとくが、あたしとあいつは何も関係ねぇからな。あたしを攫ったところで、あいつは来ねぇよ。残念だったな」 強がってみせつつなんとか拘束を外せないかともがくが、一向に緩む気配はない。 「あっそ。あの野郎本人をボコるよりも女を襲った方がダメージがでかいと思ったが、それならそれで構わねぇさ。 てめぇにも前回の借りがあるからな。たっぷり楽しませてもらうぜ」 スキンヘッドがポケットからバタフライナイフを取り出す。 「なぁに心配すんなって。きちんとてめぇも気持ちよくさせてやっからよ。あいつのことなんざ忘れるくらいになぁ」 スパッ!と握られたナイフが閃き、美琴のセーラー服が胸元からお腹まで一気に切り裂かれた。 中のインナーやブラまで切り裂かれており、美琴の豊かな谷間と引き締まった腹筋、可愛らしいお臍が露になる。 「きゃあ!」 「ひゅ~♪ こいつぁいい」 「へっ、いい身体してるじゃねぇか。たっぷり楽しめそうだなぁ、おい」 「ヒヒヒ、たまんねぇ」 頬を染め顔を背ける美琴の胸元に、舐め回すようないやらしい視線が降り注ぐ。 ケータイを構え写メまで撮っている男もいる。 「この、クズ! クズ! クズ! クズ!」 「気が強ぇ女は嫌いじゃねぇぜ。すぐにヒィヒィ言わせてやるよ!」 スキンヘッドの手が美琴の切り裂かれたセーラー服へと伸び――― 「そこまでだ!」 廃墟内に声が響いた。 「な、なんだてめぇ!?」 全員の注目が声のした方に集まる。 一瞬アキラが助けにきてくれたのかと期待してしまった美琴の目に映ったのは、 「モンタージュ仮面、参上!」 タキシードに身を包みマントを翻す仮面の男、正義の味方・モンタージュ仮面であった! 「い、イカレた格好しやがって!」 「お呼びじゃねぇんだよ!」 「おい、やっちまえ!」 スキンヘッドの命令でゴロツキどもがモンタージュ仮面へと殺到した。 しかし彼は巧みにカード手裏剣とマントを操りゴロツキたちをいなしていく。 「こ、こいつ強ぇ!?」 「ははは、どうした? 私はここだ!」 「くそっ、アムロみてぇな声しやがって!」 「てめぇらそんなコスプレ野郎1人相手になにやってやがる!」 モンタージュ仮面に翻弄されるゴロツキどもにスキンヘッドが苛立つが、 「いいのかな? 私にばかりかまけていて」 「なん…だと?」 モンタージュ仮面のその言葉に、別の場所から悲鳴があがる。 「て、てめぇらは…ぐぎゃ!?」 「騎兵隊のご到着というわけだ」 ゴロツキどもをぶっ飛ばしアキラと進が現れた。 そう。モンタージュ仮面は助けが到着するまでの時間を稼いでいたのだ。 「アキラ!? それに黒剛!」 モンタージュ仮面の登場で呆気にとられていた美琴が我に返り二人を呼ぶ。 「無事か、美琴!?」 その声に美琴の姿を確認したアキラは、 「み、見るんじゃねぇよ」 露わになった胸元を隠すように身をよじる拘束された彼女の姿にぶち切れた。 「てめぇら…タダで済むと思うなよ!」 「青年! 怒りはわかるが、雑魚は私にまかせてまずは彼女を!」 「モンタージュの言うとおりだ。アキラ、いけ!」 進とモンタージュ仮面がゴロツキどもへと突貫し道を開く。 その隙にアキラは美琴の元へと一気に走り込み、スキンヘッドとの間に割って入った。 「くそ! てめぇ、治住!」 乱入者に距離をとり身構えるスキンヘッド。 「てめぇの相手はあとだ。ちょっと待ってろ」 「アキラ、お前どうして………」 「もう大丈夫だからな」 アキラが美琴の拘束を解き、肩に上着をかけてやる。 「あいつがここまで道案内してくれたのさ」 指刺した先には美琴の鞄を咥えた犬の姿があった。 鞄を持ち去った後、カードショップmayに駆け込んだ犬は居合わせたアキラと進を強引に連れ出し、 匂いを辿ってここまで道案内してきたらしい。 ちなみに後で聞いた話だが、モンタージュ仮面は廃墟へと美琴を運んでいくゴロツキどもの姿を見かけ助けに入ったそうだ。 「あいつ………」 「わふん!」 「て、てめぇら、たった3人でなんとかなると思ってやがるのか!? こっちは4倍以上いr……なんだとぉ!?」 振り返ったスキンヘッドが目にしたもの。 それはモンタージュ仮面と進にフルボッコにされボロボロになった仲間達であった。 「あとはてめぇだけだな……覚悟しやがれ」 アキラが指をポキポキと鳴らしスキンヘッドに迫る。 「ま、待て。わかった。こうなったらデュエルで決着をつけようじゃねぇか」 後ずさるスキンヘッドが苦し紛れにそう提案した。 「あぁ? この状況でデュエルを受けてやる義理がどこにある?」 アキラの言うとおりである。 敵はすでにリーダー格のスキンヘッドを除いてボロボロであり、 アキラ達にデュエルで決着をつける必要性もなければ、そんな提案を呑む義理もなかった。 相手は美琴を攫い辱しめたクズなのだから。 「ま、まぁ待て。こいつを見ろ」 スキンヘッドが取り出したのは、仲間の1人のケータイだ。 その画面には、先ほど撮影された胸元を露わにした美琴の写メが写っている。 「提案を呑まねぇってんなら、今すぐこいつをネットにアップする。それでもいいのか?」 アキラとじりじりと距離をとりながらケータイを操作しようとするスキンヘッド。 「てめぇ……とことん糞野郎だな。やっぱりあん時完膚なきまでに叩き潰しておくべきだったぜ」 「けっ、なんとでも言え! とにかくデュエルだ! 俺が勝ったら見逃してもらう。 ただし、てめぇが勝ったら俺達をセキュリティにでもなんでもつきだしゃいい。 もちろんこの写メも消してやるよ。さぁ、どうする、治住よぉ?」 「……どうする、アキラ?」 あまりにもクズな要求に進も怒り心頭である。 モンタージュ仮面もケータイを操作される前に打ち落とせるようカードを構えていた。 美琴は胸元を押さえ黙ってアキラたちの様子を伺っている。 「デュエリストならデュエルで決着をつけろっつったのはてめぇだぜ、治住?」 「………わかった。ただし、もう1つ条件がある」 「あん?」 「俺が勝ったら、てめぇら全員こいつに死ぬまで詫び続けろ」 かくしてアキラvsスキンヘッドのデュエルが成立した。 「てめぇらのせいで俺たちゃデュエルディスクがねぇからな。机上デュエルにさせてもらうぜ」 「いいだろう」 前回彼らのグループを潰した時にアキラと進は彼らのデュエルディスクを全て破壊していたのだ。 こんな下種なやつらにデュエルディスクを貸してなにかされるのも癪である。 今回はデュエルディスクを使わず机上でデュエルを行なうこととなった。 (かかりやがった、アホめ! これこそが俺様の必勝の策よ!!) 内心スキンヘッドはほくそ笑んだ。 (俺のデッキには禁止・制限を無視してエクゾディアパーツがすべて3積みしてある。 それに加えて『強欲で謙虚な壷』といったドローカードもすべて3積み……負けるわけがねぇ!) 『封印されしエクゾディア』。 エグゾディアパーツと呼ばれる5枚のカードを手札に揃えることで勝ちが決定する特殊なカードだ。 デュエルディスクを使用した場合、この手のイカサマはデュエルディスクが警告を発し即座にバレてしまう。 そこで彼は机上デュエルに持ち込んだのだ。 禁止・制限は破っているくせにあくまで同じカードは3積みなあたり、 デュエリストとしての微妙すぎるちゃちなプライドが伺える仕込みであった。 「「デュエル!!」」 コイントスの結果、先攻を取ったのはアキラだ。 「俺はモンスターをセット。カードを2枚伏せてターンエンドだ」 アキラが静かにターンエンドを宣言する。 後ろでは進やモンタージュ仮面に守られた美琴がデュエルを見守っている。 (げはは、せいぜいあがくがいいぜ。すぐに俺様の勝ちが決定するんだからな!) 「俺のターン、ドロー!」(LP8000) (初期で右腕、左腕、左足が1枚ずつか。まずまずじゃねぇか) ドローを宣言し、初期手札を改めて確認するスキンヘッド。 すでに彼の手札にはエクゾディアパーツが3枚揃っている。 残りの手札も『強欲で謙虚な壷』と『カードトレーダー』の2枚。 ドロー補助も万全だ。 そしてドローしたカードは『封印されしエクゾディア』。 4枚目のエクゾディアパーツ。 しかし…… 「リバースカードオープン! 『強烈なはたき落とし』! さぁドローしたカードを捨てな」 アキラの罠カードによりドローしたカードをそのまま捨てる羽目になるスキンヘッド。 「ちっ…」 (まぁいい、デッキにはまだ2枚あるしな。最悪『究極封印神エクゾディオス』でデッキに戻しゃいい) 「俺ぁ魔法カード『強欲で謙虚な壷』を発動! デッキを3枚めくりその中から1枚ドローだ」 そのターンの特殊召喚を封じられるというデメリットはあるものの、 強力な効果を持ったドローカード『強欲で謙虚なツボ』。 デッキからめくられたカードは『封印されし者の右腕』、『究極封印神エクゾディオス』、『封印されし者の右足』の3枚。 『強烈なはたき落とし』がなければこの時点でスキンヘッドの勝利が確定していたはずであった。 「『封印されし者の右足』を手札に加えるぜ。あとは『カード・トレーダー』を発動してターンエンドだ」 「なるほど。エクゾディアデッキか」 モンタージュ仮面がスキンヘッドの動きでデッキ内容を把握する。 「奴らの常套手段だな。強引な手段でエクゾディアパーツを揃える。 机上デュエルに持ち込んだのもなにか策があってのことだろう」 「……アキラの奴、大丈夫なのか?」 かけられたアキラの上着をぎゅっと握り美琴が心配そうに問う。 「問題ない。あいつも奴らのやり口はわかっている」 視線の先。 アキラの第2ターンが訪れる。(LP8000) 「俺のターン、ドロー! モンスターを反転召喚、『素早いビッグハムスター』だ。 リバース効果により、レベル3以下の獣族モンスターをセットするぜ」 アキラが新たに伏せたの☆3の『デスハムスター』。 これまたリバース効果モンスターであり、自身と同じカードを裏守備表示で特殊召喚できるリクルーターである。 「続けて『デスハムスター』を反転召喚、もう1枚のデスハムスターをセットだ」 アキラのフィールドにモンスターが一気に展開され、 「『素早いビッグハムスター』と『デスハムスター』をリリース! 『ジャッカルの聖騎士』をアドヴァンス召喚する!」(ATK2700) 「ちっ……嫌な展開だぜ」 アキラのデッキの切り札が早くも登場し、スキンヘッドが嫌な顔をする。 これでアキラのフィールドのモンスターは『ジャッカルの聖騎士』とセットされた『デスハムスター』の2体。 しかしアキラの攻勢はまだ終わらない。 「手札からマジックカード発動! 『浅すぎた墓穴』! さぁモンスターをセットしな!」 アキラの場に『素早いビッグハムスター』、スキンヘッドの場に『封印されしエクゾディア』がセットされる。 「もちろん俺は『素早いビッグハムスター』を反転召喚だ」 リバース効果の対象に選んだのは『素早いモモンガ』。そのままセットされた『素早いモモンガ』も反転召喚する。 切り札を含めたモンスター4体の高速展開。 そして……… 「『強制転移』! さぁモンスター交換といこうぜ」 「な、なに!?」 アキラは『デスハムスター』を、スキンヘッドは『封印されしエクゾディア』を選択しお互いのモンスターのコントロールを入れ替える。 「『素早いモモンガ』で『デスハムスター』を攻撃! 続けて『ジャッカルの聖騎士』、『素早いビッグハムスター』でダイレクトアタックだ!」 「ぐっ……」(LP8000→4200) 「ターンエンド」 スキンヘッドがLPを大きく削られたが、彼はまだ自身の勝利を疑っていなかった。 「俺のターン!」 ドローしたカードは『封印されし者の右足』。2枚目の右足であった。 「俺ぁ『カードトレーダー』の効果でカードをデッキに戻し改めてドローする!」(こい、こいこいこい!) しかし引き当てたのは『封印されし者の左足』。このターンでもエクゾディアは揃わず。 (ちっ、まぁいい。次ターンで引き当てれば……追加でモンスターだけは召喚してくれるなよ) 「モンスターをセットしターンエンドだ」 LPを気にしつつ2枚目の『封印されし者の左足を壁としてセットする。 「俺のターン、ドロー!」 このターン、スキンヘッドの望みは虚しく消え去ることになる。 「俺は『封印されしエクゾディア』を反転召喚……リバースカードオープン、『連鎖除外』! 今反転召喚した『封印されしエクゾディア』を除外する!!」 「な、なんだとぉ!?」 『連鎖除外』。召喚されたモンスターを除外し、さらに相手の手札・デッキから同名カードを除外できる罠カードだ。 これこそアキラの狙いだったのである。 アキラのトラップコンボにより、反転召喚された『封印されしエクゾディア』が除外されただけでなく、 デッキからの除外により制限を無視して3枚ずつエクゾディアパーツを仕込んでいたことまでもがバレてしまった。 「てめぇ、汚ねぇぞ!」 「やはり仕込んでいたか。こんなことだろうとは思っていた」 「どうやら想像以上にどうしようもない輩だったようだ」 美琴が声をあげ、進が自身の読みが正しかったことを確認する。 モンタージュ仮面もあきれ顔だ。もちろん仮面なのでその表情は変わらないのだが。 そしてアキラは………勝利を確信した。 なぜなら確認したスキンヘッドのデッキにはモンスターカードがエクゾディアパーツ3セット分と 『究極封印神エクゾディオス』以外に存在せず、 除外されたカードを墓地やデッキに戻すためのギミックが存在しなかったからだ。 『封印されしエクゾディア』が3枚とも除外されてしまった時点で、スキンヘッドの敗北が確定していた。 「げぇ!? こ、こんなはずじゃ―――」 「さぁ約束だぜ。これから死ぬまで美琴に詫び続けてもらおうか」 それから十数分後。 全員で美琴に土下座させられ続けていた元レアハンター達は、通報を受けたセキュリティに捕縛されしょっ引かれていった。 残された4人―――美琴、アキラ、進、モンタージュ仮面はというと…… 「……美琴。つらい思いをさせちまったな」 「あー…まぁいいさ。お前らのおかげで助かっt」 「大丈夫だ。俺が責任を取ってやる。今回のことは犬に噛まれたとでも思って忘れるんだ」 「………ん? んん? おい、アキラ、おまえなにを言って………」 「まずは産婦人科へ行こう。俺もついていく」 「………………おい」 どうやらアキラは美琴が彼らにすでに陵辱された後だと思っているようだ。 実際には、ただセーラー服を切り裂かれただけで何もされていないのだが。 後ろでは進が「やれやれだぜ」と肩をすくめ、モンタージュ仮面が笑いを堪えている。 「こうなったのも俺のせいだ。責任をとらせてくれ」 「な、何勘違いしてやがる! あたしはまだ処女だ!!」 思わずアキラをぶっ飛ばした美琴の叫びの内容に、進が呆気にとられ持っていたバイクのキーを落とした。 モンタージュ仮面の仮面も若干ずり落ちている。 「………………」 「………………」 「………………」 「………………」 気まずい沈黙が4人の間に流れ、 「…………………………………………て、てめぇら、ぶっ殺す!!!!!」 美琴の羞恥心が針を振り切った。 3人の記憶を抹消すべく、顔を真っ赤にして拳を振り上げる美琴に対し、 「これはいけない」 「くわばらくわばら」 モンタージュ仮面が逃げ出し、進も後を追った。 美琴にぶっ飛ばされていたアキラだけが逃げ遅れ、 「待て美琴。話せば分かる」 「うるせぇ、このボケぇ!!」 照れ隠しの強烈な一撃が炸裂した。 結局アキラに対する美琴のモヤモヤとした感情はうやむやのままで、 加えて今回のことを思い出してはまたゴロゴロと悶絶する羽目になるのだが それもまた青春である。 おしまい
https://w.atwiki.jp/jisakunobatorowa/pages/33.html
王女と不良のナイト 「ここは…中学校?」 軽めの鎧を来た女性が地図を見て首を傾げる。 タリス国王女、シーダ。 落とされたアリティア城を奪還し、メディウスを倒すという目標。 それを成し遂げる前に起きた謎の現象。 何か催眠術をかけられた感覚に襲われ、気がつけばあの会場にいた。 そこで、誰かが殺されてしまった。 私はまたアカネイア大陸へと戻らなければいけない。 だから、ここで誰かに殺されるわけにはいかない。 まだ、私にはしなきゃいけないことがあるんだから。 必ず。必ず、ここから脱出してみせる。 その為には配られた武器の確認が重要だ。 名簿からマルス様と剣士ナバールを確認し、合流したいと思った。 また、もう一つ気になる点が。 「シスターとかバーサーカーって案外知り合いだったりとか…?」 名前ではなく職業が記されている為、頭に疑問符を浮かべる。 …尤も、このシスターは元傭兵と似ても似つかぬ職であり、またバーサーカーは大英雄であると、彼女の知る範囲のものではないのだが。 とりあえず武器となりうるものは電気を帯びた双剣だけだった。 とはいえ、慣れるのに時間はかからないだろう。 軽く素振りをする。軽いので、力に自身のない私にはぴったりの武器だった。 ある程度の練習の後、廊下を適当に散策していると、同じように鎧を着て剣を持っている銀髪の武人がいた。 でもどこの国の兵なのか分からない。初めて見る鎧だ。 それに良く見るとその人の耳は鋭く尖っている。 私の存在に気付いたのか、軽い足取りで近づいてきた。 そのままピタリと足を止め、無表情のまま何も言わない。 ただただ近づいてきて止まった。それだけ。 「あの、あなたは…」 「何いきなり話しかけてきてるわけ?」 「えっ?あ、いや…」 私は困惑する。初対面でいきなりケンカ腰な態度を取られるとは微塵にも思っていないからだ。 どう対処していいか分からず、視線をそらす。 「俺が思うにお前はゲームの参加者であることは確定的に明らか お前みたいな貧弱一般人だとこの世界でひっそりと幕を閉じるのが目に見えている それなのに装備をしているとはどういう了見だ?」 よく意味が分からないが、この人は私のことを完全に見下している。 納得いかないまま反論する。 「戦いの心得はあるつもりなんだけど」 「お前は馬鹿すぐる 黄金の鉄の塊で出来ているナイトが剣装備ののジョブに遅れをとるはずは無い マジでかなぐり捨てンぞ?」 返す言葉も見つからず、気まずい雰囲気となってしまった。 「俺はあのとき」 「?」 「ドラえもんとかいうヒキョウ者が一般人をバラバラにしたとき深い悲しみに包まれた 仲間を増やしてあいつを打倒することで真のエンディングを迎えて俺はひっそりとリアルより充実したヴァナ生活を送る」 「それってつまり、ドラえもんをみんなで倒して元の世界に帰るってこと? 私もそう思ってるけど」 「そう考えうrやつは本能的に長寿タイプ」 一体ヴァナ生活とはどういうものなのか理解できないが、どうやら目的は同じのようだ。 しばらくは同行させてもらおう。 「私はシーダ。あなたは?」 「俺はBuront(ブロント)だ」 【F-6/1日目・深夜】 【シーダ@ファイアーエムブレム】 [状態] 健康 [装備] スパークカッター@星のカービィ64 [道具] 支給品、不明0~2(武器はなし) [思考・状況]0:元の世界に帰る 1:ブロントさんと行動 2:マルス様とナバールを探す ※二部8章より参戦 【ブロントさん@ネ実】 [状態] 健康 [装備] キルソード@ファイアーエムブレム [道具] 支給品、不明0~2 [思考・状況]0:ドラえもんをバラバラに引き裂いてリアルより充実したヴァナ生活を送る 1:シーダと行動 【スパークカッター@星のカービィ64】 スパーク+カッター。 星のカービィ64のコピー能力ミックスの一つ。英名は「Light Saber(ライトセーバー)」。 【キルソード@ファイアーエムブレム】 必殺の出やすい剣。 長髪剣士でお馴染み。 No.009 災いをもたらす者 時系列順 No.011 自由への逃走 START シーダ No.033 守る者、守られる者 START ブロントさん No.033守る者、守られる者
https://w.atwiki.jp/dekorin/pages/44.html
バッテリが上がってしまい、まだ新しいし最近比較的乗っている方なのにおかしいなと思い調べてもらうと発電不良とのこと。 自前の電圧計で測定すると、エンジン始動直後で12.4Vくらいから12.0V程度まで走行中に下がってしまう。回転数を上げてもほぼ変動はなく、バッテリ状態や負荷による変動みたい。 原因はACジェネレータ、レギュレータ(レギュレートレクチファイア)、ハーネスのいずれかになる模様。ACジェネレータが一番高額な部品で修理代も1時間の工賃となる。 ACジェネレータはパーツリストでも4万を超えているし、すでに廃盤とのこと。フライホイールが専用型番らしいから、ステータコイルだけなら出そうなものだけど。フライホイールの不良だとおそらくスロットルの開閉とエンジンの回転数が影響しすぎてぎくしゃくしそうだし、これまでと感覚的に変化はないので大丈夫な気がする。ステータコイルは巻き直しとか修理は可能らしい。コイルだけなら650まで共通だったらしいので中古含めると入手は比較的容易。中華製のコピーでも最悪問題ないと思ってる。 レギュレータは1万くらいはするらしいけど、よく壊れると聞くので出るか不明。ただ他車のものでもカプラが合えば使えないことはないらしいので、どうにでもなるだろう。中華製のが2000円以下で手に入るし。 ハーネスは手に入るか分からないが、手に入っても一番面倒かもしれない。端子の不良くらいだとまだどうにかなるだろうが。問題のある部分だけ分かればそこだけ置き換えるとかでどうにかなるかもしれない。目に見えて焼けてるとか焦げてるとかあるならわかりやすいが。 さて、ここまで踏まえて、とりあえず一番安く手に入るレギュレータをとりあえず用意してみた。交換せずに試しても良いのだろうけど簡単に交換できるし、交換してエンジンを始動してみた。そのままではかからないのでジャンプスタータを使って始動すると、やはり電圧は上がらず少しずつ下がっていくものの、レギュレータは発熱して触れないくらいまで温度上昇している。ということは少なくともレギュレータまで電気は来ていると考えてよいのだろうか。レギュレータから出力される電圧を測定してみる必要がありそうだ。あとはバッテリまで行く回路の途中にヒューズがないか調べるくらいか。わかってはいたが、テスターがないと調べようがないので、安いのを用意しようと思う。 テスターを用意したので計測しながらチェック。 サービスマニュアルのACジェネレータの点検の項目通りに確認すると、黄色い線の端子間抵抗は0.4-0.5なので正常値の範囲内。 レギュレータの抵抗値は35Mオームほどになっていて異常値と思われるのだけど、全てで似たような数値なのでこれはテスターによるものなのか。ここだけわざわざ指定のテスター以外は異常な抵抗値が出ると書いてあるので指定のテスタ以外ではだめなのかも。 すべて接続してエンジン始動した状態の黄色の線に来ている交流の電圧値が7/7/1とか変な値なので三相としてはおかしい気がする。この状態ではバッテリ電圧以上は出ていないし、レギュレータからの電圧は限りなく0に近い。エンジンを回しているうちに、30Vとか出るようになって、バッテリ間の電圧も14V以上出るようになっていた。ただ1つは7Vも出ていなかったり、やはり不安定に見える。その状態もずっと続くわけではなく、また12.7Vくらいに落ちてしまった。 ヒューズやメインキースイッチ周りも問題なさそうなので、ジェネレータが怪しいというところに帰ってきた気がする。 結局レギュレータ交換で解決したが、レギュレータ自体の弱さにより再発したので、レギュレートレクチファイア交換へ。
https://w.atwiki.jp/justgoodsalt/pages/552.html
https://w.atwiki.jp/gomi007/pages/23.html
不良「ガヤガヤガヤガヤwwww」 俺、チャリで前にいる奴睨みながら入店。 俺「チッ、邪魔だな。俺ボクシングだけど。」 この時点で客と店員ほとどんビビッてたww あんま気使わすのもアレだから本読んで帰ったけどな。
https://w.atwiki.jp/seikajoshiproject/pages/186.html
【加古 美幸】 ※名前:加古 美幸 ※読み:かこ みさち 身長:160センチ 体重:50キロ 3サイズor体型:84・60・85 ※髪型:一つ結び 髪色:黒 ※一人称:私 ※性格:芯が強い。だけどドジっ子な面もあり 誕生日:5月1日 血液型:A型 ※所属クラス:高等部1-4副担任(国語担当) ※部活動:どの部活担当にするかは作者様にお任せします ※通学手段:橋立市の実家から自動車で通勤 ※入学時期:星花女子OGではない。学歴は橋立東高校卒→東京の私大の文学部卒 好きな食べ物:ミートパスタ 嫌いな食べ物:焼肉のレバー 好きな飲み物:牛乳 趣味・特技:こっそりと恋愛小説をネットに上げている 苦手なもの:お酒 お気に入りのシャンプー:パンテーン イメージCV:作者様にお任せします 備考: 高等部に配属された新人教師。橋立市出身で県の教員採用試験に合格していたが、給与が公立校より良いという理由で星花女子学園の教員採用試験に応募してみたところ合格、就職することになった。 高校大学と文芸部に所属し、それぞれで部活仲間の男子とつきあうという超リア充生活を送っていたが、現在はフリー。百合に関しての知識は百合小説作品を通じて知識はあるものの、性的指向はストレート。 "MISA"というハンドルネームで恋愛小説を小説投稿サイトに載せている。作品は王道的な展開で少しえっちぃのが多い。サイトの運営から警告を喰らったことが何度もある。 漢文を教えるのが大の得意。好きな言葉は『水魚之交』。 台詞例: 「はじめまして! 今日から星花女子学園の教師となりました加古美幸です! よろしくお願いします!」 「それじゃ北川さん、20ページの四行目から読んでください。えっ? そこは前の授業で読んだって? あわわごっ、ごめんなさい!」 「おーいっ! 廊下は走っちゃダメだよ!」 「何なのこの気持ち……元カレとつき合ってたときよりも甘酸っぱさが全然違うよお……」 登場作品 メイン登場作品 【作品名と作品へのリンク】 サブ登場作品 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】
https://w.atwiki.jp/kaibasyatyou/pages/102.html
夜。 学園の一角にある廃校舎、そこは不良たちのアジトとなっていた。 いつも騒がしいアジトだが、その日は更に増して騒がしかった。 「お前ら、一度どころか二度もミスってんじゃねぇよ!!」 教室に罵声が響く。 「す、すいません蒼炎寺(そうえんじ)さん!! 女に負けたから代わりにチビに挑んだら、チビも強かったんです・・・」 「結局負けたんじゃねえか、情けねえったらありゃしねぇ」 蒼炎寺と呼ばれた男は、溜息を隠そうともせず、不快感を露にした。 「仕方ねぇな・・・おい、そのチビの名前はなんだ」 「あ、東一樹ってヤツでして・・・」 「そうか」 「え、一体、どうするんですか?」 「俺が尻拭いしてやるって言ってんだ、ありがたく思えよ」 蒼炎寺はマントを翻し、教室の扉に手を掛けた・・・ -放課後 レッド寮付近の公園- 「やっぱりジュースはこれだな」 オレが飲んでいるのは『海馬コーポレーションのおいしい水』。 喉通りが良くてふつくしい。 何度飲んでも飽きない・・・ しかし最近の自動販売機って凄い。 ジュースどころかカードまで売ってるんだもの。 ラーメンで驚いてた時代が懐かしい・・・あれ、いつの時代の話だろ? 「よし、寮に戻ろう」 寮へ向けて歩みだした、そのとき。 「おい」 「うわぁぁぁ!!」 突如目の前に大きな影。 思わず尻餅をついてしまう。 「お前が東一樹か?」 飛び出してきた影はいきなりそう質問した。 中等部の制服を身に纏った、制服とはギャップのある大男だった。 「は、はいぃぃ!!」 年下と分かっても、体格差は素晴らしいので弱気になってしまう。 「この間俺の舎弟を倒してくれたそうじゃねぇか。 今日は俺がお前の相手をしにきた」 舎弟・・・この間の不良のことだろうか。 「俺の名は蒼炎寺 照(そうえんじ てる)。 さぁ、デュエルだ」 背を向けようとしたら、肩を掴まれた。 逃がさせては・・・くれないようだ。 東 一樹 『僕の彩色歯車』 vs 蒼炎寺 照 『獣人世代』 「先攻はもらう、俺のターン!」 まず相手のターン、一体どうくる・・・? 「【ジェネティック・ワーウルフ】を召喚。 さらに永続魔法【絶対魔法禁止区域】を発動!」 効果モンスター以外のモンスターが魔法の効果を受けなくなる・・・厄介なカードだ。 「カードを二枚伏せて、ターンエンドだ」 「僕のターン、ドロー!」 ワーウルフは攻撃力2000のモンスター・・・ガジェットには辛い。 「手札から【サイバー・ドラゴン】を特殊召喚」 「罠カード【奈落の落とし穴】を発動、サイドラを破壊し、除外する」 とりあえず落とされた・・・w 【地砕き】は効かないからここは・・・ 「【パープル・ガジェット】を召喚。 エンドフェイズに【ブルー・ガジェット】を手札に加えます。 カードを二枚伏せて、ターンエンド」 「俺のターン、ドロー!」 蒼炎寺はニヤリと笑い 「このターンで一気にいくぜ!」 いい顔で言った。 なんか、イラッとした( 「【ジェネティック・ワーウルフ】をリリースし、【ジェネティック・ビッグウルフ】(2700/200)を召喚!」 また通常モンスター・・・当然コイツも魔法を受け付けない。 「更に墓地の【ジェネティック・ワーウルフ】を除外し、【ジェネティック・シルバーウルフ】(2800/0)を特殊召喚!」 い、一気にゴヨウ級のモンスターが二体も!? 「バトルフェイズ、【ジェネティック・ビッグウルフ】で【ブルー・ガジェット】を攻撃だ!!」 「罠カード、【聖なるバリア‐ミラーフォース‐】! 攻撃表示モンスターをすべて破壊します!!」 「罠発動、【トラップ・スタン】! このターンの罠効果を無効にする!!」 まずい・・・罠が無効になる、ここは次のターンにつながないと!! 「罠カード、【機械部隊の防壁】を発動します! 攻撃を無効にしてカードを一枚ドローするよ」 これでこのターンはなんとか持ち堪えられる・・・ 「・・・とでも思っているのか?」 え? 「【ジェネティック・ビッグウルフ】をリリースし、速攻魔法【ジェネティック・ソウルエナジー】を発動! エンドフェイズまで【ジェネティック・シルバーウルフ】の攻撃力を2000ポイントアップさせるぜ」 ジェネティック・シルバーウルフ 2800→4800 「【ジェネティック・シルバーウルフ】でガジェットに攻撃、『銀狼の牙』!!」 東 一樹 4000→800 「うっ・・・」 ヤバい、あと800しか残ってない・・・でもギリギリ耐えられ 「速攻魔法【ご隠居の猛毒薬】を発動! お前に800ダメージを与える」 東 一樹 800→0 DUEL END WINNER 蒼炎寺 照 「つ・・・強い・・・」 いままでの不良とは比べ物にならない強さだ。 手も足も出なかった・・・。 「なんだ、この程度だったか」 蒼炎寺は踵を返し 「次はお前の連れだ」 そう言い残し去っていった。 あとには呆然と立ち尽くす僕が取り残された。 旅「やっと書けた・・・」 蒼炎寺「遅いだろ・・・」 旅「でもやっとPCできるようになったから、これで安心b」 礼「まともに書けばいいけどね」 旅「うっ」 ・・・カオスだなwてかまさかオレが勝つとは・・・w -- 蒼炎 (2011-01-18 16 17 18) そんなにカオス?w 勝っちゃうんだな、これがw -- 旅人 (2011-01-18 20 15 06) 若干短い希ガスwwま・・・気にしない( -- adaman (2011-01-21 17 25 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/llss_ss/pages/510.html
元スレURL かのん「不良たちのクリスマス」 概要 クリスマスにお酒を飲む理由 タグ ^澁谷かのん ^嵐千砂都 ^ほのぼの ^かのちぃ 名前 コメント